July 16, 2026

大井川鐵道井川線の観光列車化に向けたデジタル販売基盤を構築

国内外のお客様に向けたWeb販売を開始し、奥大井エリアの観光振興を推進

南アルプスの渓谷を走る井川線の列車


大井川鐵道株式会社(本社:静岡県島田市、代表取締役社長:鳥塚 亮、以下「大井川鐵道」)と、リンクティビティ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:孔 成龍、以下「リンクティビティ」)は、
大井川鐵道井川線の観光列車化に合わせ、デジタルチケットの販売システムを構築し、サービスを開始したことをお知らせします。

本システムの導入により、国内のお客様はもちろん、訪日外国人旅行者もスマートフォン等からスムーズに観光列車の予約・決済が可能となります。

背景

井川線(千頭駅〜井川駅、愛称「南アルプスあぷとライン」)は、南アルプスの雄大な自然のなかを走り、日本で唯一のアプト式鉄道区間、「COOL JAPANAWARD 2019」に選ばれた奥大井湖上駅、
鉄道橋として河床からの高さ日本一を誇る関の沢橋梁など、ここでしか味わえない車窓と鉄道体験を有する、日本有数の山岳鉄道です。

接岨湖にかかる橋を渡る列車(奥大井湖上駅周辺)
河床からの高さ日本一を誇る関の沢橋梁

近年、体験型観光や地域周遊観光へのニーズが高まるなか、大井川鐵道は2026年7月1日より井川線を「乗ること自体が目的となる観光列車」として刷新し、確実に着席できる座席定員制(事前予約制)へと運行形態を再構築します。

一方で、こうした列車の魅力を国内外へ広く届けるためには、インターネット上での予約・購入環境の整備が重要な課題となっていました。
この課題を解決するため、大井川鐵道は観光交通分野に特化した販売プラットフォームを提供するリンクティビティと連携し、新たなデジタル販売基盤を構築しました。

大井川鐵道とリンクティビティは、交通事業者とIT企業の枠組みを超えて、大井川流域に賑わいをもたらす事業に共にとりくんでまいります。

今回の仕組みの特徴

◆いつでも・どこでも事前手続きが可能

観光列車のチケットを、スマートフォンやパソコンから24時間いつでも予約・購入できます。

◆デジタルチケットによるスムーズな乗車

購入後は電子チケットが発行され、窓口での紙チケット引き換えの手間なく、そのままご利用いただけます。

◆訪日外国人への対応(多言語対応)

多言語化されたインターフェースにより、海外からのお客様も迷わず購入できる環境を提供します。

◆将来的な販売チャネルの拡大

将来的には、国内外のOTA(Online Travel Agency)やグローバルな販売ネットワークとの連携を見据えた設計となっており、さらなる販路拡大を目指します。

今後の展開

両社は、井川線観光列車の販売にとどまらず、今後は以下のような展開を進め、奥大井エリア全体の観光振興および地域活性化に取り組んでまいります。

■   周辺観光施設とのセット商品

■   地域周遊企画乗車券

■   インバウンド向け特化型観光商品

■   沿線事業者との連携商品

大井川鐵道は大井川流域を代表する交通事業者として、またリンクティビティは観光DXを推進するパートナーとして、地域振興の一翼を担ってまいります。

これからの両社の取り組みに、ぜひご期待ください。